日本の佇まい
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徘徊と日常
2025.05.23
梱包過程の欅、もしくは
足場に沈む高木
タイトルが瞬時に幾つか浮かぶ。
そんな場面に遭遇すると、すぐにこの場のネタとして使うことになる。
2025.05.15
書棚のナカミ、そして
梱包の可能性
十数年来所望していた古書を入手。
状態は良好だけれども、カビ臭さが気になる。 そこはかとなく香る程度であれば風情だが、ページを捲っているうちに頭がクラクラしてくる様だと少々困りもの。
で、ネットに紹介されていた消臭方法を試行中。 新聞紙を数ページ毎に挟み、更に全体を包み込んで数日安置させる効果は如何に。
2025.05.03
日本の万国博覧会1970-2005
掲題の企画展の第一部「EXPO’70技術・デザイン・芸術の融合」を観に国立近現代建築資料館を訪ねる。 前例の無い技術を用いて建てられる異形の各パビリオンの設計意図を伝える手描きの図面表現に圧倒される。
2025.04.30
篠原一男 空間に永遠を刻む
― 生誕百年 100の問い
TOTOギャラリー・間で開催中の掲題の展示を観に行く。
ルーフテラスの一面に立ち上がる鋼板製の壁に印字された百のワードは、いずれも魅惑的。 難解との先入観があって避けていたそれらの言葉を含む篠原一男の論説に今更ながら接してみたい気分になった。
会場では、氏に師事していた大橋晃朗の几帳面で美しい設計図書の原図の展示にも思わず見とれる。
2025.04.25
外山文彦展
-pleasant place-
"心地良い場所"を求め、早めに仕事を切り上げて掲題のタイトルを掲げた知人の個展を堪能するため大森の画廊「MIRAI blanc」を訪ねる。
画廊がSNS上に開設するサイトにて言及していた「作品と額装との関係性」を意識する中で、標本箱に収めたかの如く微細な浮かせ額装を施した作品に関心を持つ。
2025.04.17
階段に纏わる小さな備忘録
デパートの階段が、商業施設に求められる華やいだ雰囲気を演出する要として位置づけられていたのは、いつ頃までだったのだろう。
2025.04.11
面格子の景
住宅の二階部分に設置された大小幾つかの円で構成された面格子。 それはあたかも上空の雲に同化しようと沸き立つ気泡の如し。 そして、一階に併設された店舗に華やかさを添える装置でもあったのだろう。
2025.04.03
リビング・モダニティ
住まいの実験 1920s−1970s
国立新美術館で開催中の掲題の企画展を観る。
ユニバーサルな大空間に敢えて仕切りや順路を設けず全ての作品をフラットに扱おうとする展示手法そのものが、近代の思想を指向する意図の現われか。 そしてそんな展示空間全景を水平連続窓を意識した開口を介して眺められる導入部の作り込みもモダニティではある。
であるならば、ミサワホームのバウハウスコレクションも、壁を立てて最奥部に隔離せずに他の展示と等価に扱うべきだったのでは・・・などと思いつつ、ミースの「ロー・ハウス」の原寸大模型内で暫しモダニティを満喫。
2025.03.28
面格子の景
本来の設置目的は、防犯。 しかし、その機構は内部への第三者の容易な進入を牽制する程度。 強引に押し入ろうとする者に対抗し得る性能は有さぬ。 ためにそれは、しばしば目的よりも装飾性に重きが置かれる。
ガラス開口の保護部材として取り敢えず機能しながら、大小様々な鋼製矩形フレームの連なりによってエントランス廻りに表情を創り出した事例。
2025.03.21
ベントキャップの景
ほぼ西向きの外壁にほぼ春分の日のほぼ南中時の陽射しが傾斜角ほぼ55度の影を幾重にも刻む。
2025.03.13
磯崎新論
返却期限を課して積読の甘えを排除しようと、図書館で掲題の書籍を借りる。
時折利用するインド料理専門店で注文した品を待つ間に読んでいたら、「それはコーランか?」と店員さんがカタコトで尋ねてきた。 銀色に輝く装幀とたっぷりの重量感がその様に見えたのだろう。
「建築の聖典・・・ですかね」と答えたら怪訝な顔をされてしまった。
2025.03.07
通りすがりの風景
エドワード・ホッパーの「ナイトホークス」を少々意識しながら撮ってみようと思ったのだけれども。
2025.02.27
囲いの中に移ろう季節
超高層ビルの建て替え現場外周に設置された仮囲い。 人目に付く隅角部をショーウィンドウとし、季節毎に趣向を凝らした装いを施している。 今はちょうど雛祭りの設え。 干支に因み蛇の頭部を象った人形やお供え物は全てレゴブロック製。
長丁場の現場ゆえに設置期間が長くなる仮設物の一角に現場関係者達が企てる手の込んだ季節感の演出が、殺伐とした雑踏に彩りを添える。
2025.02.21
書棚のナカミ
前回言及した建設産業図書館ではもう一冊、「一級建築士矩子の建築思考」の第3巻も借りている。
表紙には、設計事務所勤務時代の主人公・古川矩子が仕事の合間に同僚と著名建築家の作品集を眺めて談義に興じる様子が描かれている。 二人が膝の上に広げているのは「GA ARCHETECT No.9 高松伸」。 私も学生の頃、高いなぁ(税込み5980円)と思いながら購入。 そこに載る恐ろしいほどに細密な鉛筆ドローイングと硬質な文章には随分感銘を受けた。
2025.02.14
建設産業図書館
特別展示「土地区画整理法制定70年」が館内で開催中。 汐留エリアの都市模型の展示に暫し見入る。
そこに生じている統一感を欠いた高密度な様態は、借りた書籍のタイトル「建築のかたちと金融資本主義」そのものの風景なのかもしれぬ。
2025.02.06
用途変更
床屋に転用されたガソリンスタンド。
ベルナール・チュミの言葉を借用するならば、「クロス・プログラミング」となるのだろうか。
2025.02.01
T.Y. HARBOR
建築倉庫の近傍に立地するブルワリーレストラン。 個性溢れるオリジナルのクラフトビールはいずれもとても美味。
運河に面したテラス席で食事が楽しめる季節に再び訪ねてみたい。
2025.01.24
階段に纏わる小さな備忘録
若しくは
梱包の風景
黄色い養生材による梱包が手摺のラインを際立たせ、日常とは異なる表情を階段に与える。
2025.01.16
街角で
地下駐車場出入口両袖に配した小壁に施されたおおらかな曲面の欠き込みが、来訪者を迎え入れる構えを成す。
2025.01.11
木とタイルと
経年の味わいを醸すものと不変の色彩を放つものとの対比。
2025.01.05
書棚のナカミ
映画「PERFECT DAYS」は未見だけど、役所広司演じる主人公が古書店で幸田文著の「木」を購入する場面があると知人がSNSで紹介していた。 この本、私もリアル古書店で文庫版を購入している。 久々に読んでみようか。
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