日本の佇まい
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徘徊と日常
2016.02.20
経年の作用
ペデストリアンデッキに面して設けられたステンレス製スパンドレルの壁面。 当初は平滑な仕上げであった筈が、往来する人々が加える意図的もしくは偶発的な局部集中荷重によって、ランダムな凹凸を持つ表層へと変容している。 そして当然ながら、その変容の分布は人体寸法に呼応している。
これは設計時から意図されたものだったのか。 それとも単なる素材の選択ミスか。 あるいはそこに生成された表情に計画的偶発性の妙を感得するのか。 それとも単なる経年劣化の不芳と受け止めるのか。
いずれにせよ、人為に拠る作用は今後も継続し、更に異なる様相へとこの壁面を変化させよう。
2026.02.13
街への構え
コンクリートの寡黙な一枚の壁を交差点の隅切りに沿って屹立。 周囲の外装を黒を基調に仕上げて際立たせる。
角地ならではの意匠が雑然とした街並みに向かって小さな店舗の存在を強く主張し、行き交う人や車からの視線をしっかり受け止める。
2026.02.06
形象の力学
それが連なるだけで、ただの荒蕪地に聖性が顕現する。
2026.01.30
不変と変容
2018年4月19日にこの場に載せた鳥居。 久々に訪ねてみると、背後のオフィスビルは除却されて貸し駐車場に変わっていた。
聖なる存在ゆえに安易な除却が憚られるものと、事業方針や経済情勢で目まぐるしく変えられてゆく土地利用。 今の対比もたまさかの様相であり、暫くすると再び全く異なる風景へと変容しているのであろう。 しかし周囲がどんなに変わろうとも、そして自身がどんな状況に置かれることになろうとも、簡素で強靭なその形象が発する聖性や結界性は不変であるに違いない。
2026.01.23
線上の新旧
平日の夕暮れ時。 賑わう筈の時間帯にも関わらず、シャッターが下りたままの店舗が空しく並ぶ。 街路の上空を覆っていたアーケードも老朽化に伴い撤去。 フレームを等間隔に一部残存させ視覚的な天蓋の連続性を維持しようとしているのは、僅かながらも辛うじて残る商店街としての矜持か。
しかし、廃れる一方に見える街路の途上には、カフェやオフィス、あるいはギャラリー等へとお洒落に改修された区画も散見される。 線形空間上の新旧の並置。 その推移の観察は、面白いかもしれぬ。
2016.01.15
インテリア
今年最初の古書購入は、小松左京が1974年に記した「続 妄想ニッポン紀行」。
旅行記とSFが混淆する前著は既読。 その続巻が出ていたことを最近知り入手。
表紙の装画は前著に続き、粟津潔。 読まずとも、置いておくだけでインテリアの一部としてサマになる文庫本って便利・・・。 否、ちゃんと読みますってば。
2026.01.09
見えない駅
駅舎が駅ビルに取って代わる。 そこに入居する商業施設やオフィスやホテル等に埋没し、駅施設は不可視化する。 駅前の風景が駅以外の用途によって視認される状況が街の固有性や印象に及ぼす影響は・・・などと他愛もないことを、名古屋駅前に屹立する三本の駅ビルを仰ぎ見ながら暫し考えた。
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