日本の佇まい
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徘徊と日常
2018.11.10
鋸歯状立面
前回の流れで、鋸歯状立面を持つ水戸市のみまつホテル。
隣地境界に対し、各客室の外部開口の角度を振ることで形成された南側外壁面は、結果としていずれの部屋にも曲りなりとも二面採光をもたらした。 現在、この立面の前面には、この建物を上回る規模の集合住宅が大した離隔も無く建ち上がる。 阿波観光ホテルと同様、客室からの眺望や採光に対する前面建物の影響を緩和する措置として、この鋸歯状壁面が有効に機能しているのであろう。
2018.11.02
屏風状立面
先週の瀬戸内行脚の途上、徳島駅前で目に留まった阿波観光ホテル。
その立面は、全ての客室の窓を前面道路に対し45度振ることで形成された屏風状の構成。 結果、客室からの眺望において幅員の狭い道路を挟んで向かい側に立ちはだかる建物と直接対面する事態が緩和される。
金属パネルが織り成す鉱物の結晶を思わせるその意匠は、当該ホテルの開業から遡ること六年前に完成した今は亡き赤坂プリンスホテルの幾重にも雁行する立面が参照されたのかも知れぬ・・・などと、外観を見上げて勝手に妄想。
2018.10.27
瀬戸内海
大阪出張のついでに四国に足を延ばす。 小さな漁村の小さな船溜りにて、狭水道の潮流が織り成す海象を間近に堪能。
2018.10.21
光と影と梯子と
秋空に誘われ、かつての居住地へ日帰り旅行。
そこに立地する長岡市立劇場は、巨大なホワイエ空間が特徴。 その壁面に取り付く意匠化された高所メンテナンス用梯子とスリット窓から差し込む外光が織り成す明暗のかたち。
2018.10.14
北の大地の秋の空
JR函館本線にて小樽からニセコに向かう途上。 倶知安駅で乗り換え列車を待っていたら雲が途切れて羊蹄山が姿を現した。 その瞬間を撮影。
2018.10.08
擬態としての梱包
夢と魔法の王国といえども経年劣化からは免れ得ぬ。 開業から十年を経て外装修繕工事が段階的に進められている東京ディズニーランドホテル。 その一画に組まれた足場外周の養生シートにはもともとの外観が描かれ、見事に原型を擬態。 工事自体を目立たぬものにするための最大限の配慮がなされている。
お伽話の世界は、綻びという現実を露呈させんとする強力な意思によって堅持される。
2018.10.02
都市構造の顕然
鰻の寝床型の敷地に屹立する細長い板状の集合住宅。 その様態は、当該物件が立地する街が、同様の敷地与件を持つ町家の集積によって成立してきた歴史的経緯を立体的に視認させる。
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