日本の佇まい
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2020.10−2020.12
2020.12.30
スクラップ帳のナカミ
スクラップ帳に保管していたのではなく、昔買った書籍に挟み込んでいた新聞広告の切り抜き。 大掃除の折、久々にページを開いたら出て来た。
ミサワホームが1983年に「収入型住宅」と称して発表した「ドメイン」。 在宅収入を目的としたフリースペースを一階に設けたモデル。 案外、今の御時世のニーズに合致する商品提案なのかもしれぬ。 時代がドメインに追いつくのか?
2020.12.24
メーカー住宅施工事例
築百年余の土蔵を遠隔地に移築し戸建て住宅として再生するプロジェクトに携わる建築家の方から、解体工事が進む現地を案内して頂く。 当然ながら古民家談議に花が咲き、頭の中は完全に古民家モード。 そんなさなかに視界に飛び込んできたのが、現場近傍に建つミサワホームGOMAS O。 かのO型の継承モデルとして1990年に発売されたものだ。 事例を拝むのは初めてだったので、一瞬ハウスメーカーモードに頭が切り替わり、その佇まいを凝視。 まぁ、O型自体も、越屋根や大黒柱等、古民家の要素を現代的に取り入れたモデルではあった。
2020.12.17
書棚のナカミ
ハウジング百科1986年度版。図書館の除籍本として入手。 巻頭に、著名人の自邸紹介記事。 例えば、安藤忠雄設計のコシノヒロコ邸(小篠邸)。 住み心地についてのコシノヒロコ御本人のコメントが興味深い。 他に、音楽家の加藤和彦が六本木に構えていた家や池辺陽設計の石津謙介邸等々。
2020.12.09
ニューノーマル
在宅勤務にてWEB講習会を受講。
今後、セミナーやシンポジウムの類は、この開催方式が「ニューノーマル」になるのだろうな。
2020.12.07
通りすがりの佇まい
開口部を外して設置された目地は、誘発の機能は担わぬ。 単なる化粧として平滑な壁面に入れられた縦横のラインは、どの様な意匠的意図が込められたものなのだろう。
2020.11.30
書棚のナカミ
『懐霄館―白井晟一の建築』
縦42.5・横30.5cmの大型本。 各ページに展開する大判の内外観写真は、その作品の魅力を十分に堪能できる。
2020.11.22
板蔵
美しい板蔵を見た。
全てのパーツが合理に徹して組み立てられている。 それでいてこの佇まい。 「美しきもののみ機能的である」という言葉の風景が、そこに在る。
2020.11.16
残された水辺
東京湾最奥部の浅海域。
周囲が次々と埋め立てられ都市化する中で、画像に映る範囲の大半もかつては同様の計画が立てられていた。 しかし今世紀に入って事業は凍結。 自然環境の再生・保全へと方針が変わったのは、価値観の変容か。
2020.11.08
団地の秋
築年数を経た中高層住棟が建ち並ぶ団地内に整備されたポケットパーク。 そこに植えられた欅は、団地完成時は苗木だったのであろう。 それが、たっぷりとした枝ぶりを持つ大樹に成長。 綺麗に色付く紅葉は、人工物にまみれた印象の団地内に意外と豊かな自然が醸成し、そして季節感に彩られていることを気付かせる。 人為的に根付かされた都市の緑は、その存在感において、経年と共に建築との主従の関係を反転させる。
2020.10.31
兵庫県広域防災センター
実大震動試験立ち会いのため、E-ディフェンス(兵庫耐震工学研究センター)に出向いた際、隣接する掲題の施設内に建つこの建物が目に留まった。
ボルダリング好きにはたまらない壁面なのだろうけれども、これは災害時の救助等に関わる訓練を目的とした「主訓練棟」。 RC10層の塔状ボリュームを持つ建物の立面全体に取り付けられたホールドが、外観に表情を添える。
2020.10.25
東京都中央区
仕事で2020年東京オリパラ選手村を訪ねる。
所与の目的の延期に伴い、完成済みであるにも関わらず人ひとり存在せぬ真新しい高層板状マンションが累々と建ち並ぶ様は、やや不思議な印象。
2020.10.18
書棚のナカミ
頂き物の書籍。三宅理一著の『安藤忠雄 建築を生きる』。
評伝と作品論がバランス良く、そして深く記された読み応えのある一冊。
2020.10.11
大阪市中央区
高松伸設計のテナントビル「淀屋橋今西ビル3(Hilis)」。
建物が面する交差点の斜向かいには、安井武雄設計の大阪倶楽部が立地。 近代建築の名作を眼前に、それに迎合も抗いもせずに屹立する力強い意匠が相対することで都市の一画に異化をもたらす。
2020.10.04
メーカー住宅施工事例
少々意外な彩色が施されたミサワホームのホームコア。
現況は空き家。 長年にわたって美しく個性的に、そして丁寧に住みこなしてきた所有者の住まいに対する深い愛着がその表層にしっかりと顕れている。
昭和40年代の同社モデルが良好に保全されたとても貴重な事例。
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