日本の佇まい
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徘徊と日常
2015.01−2015.03
2015.03.18:
散歩中にたまたま見かけた積水化学工業のセキスイハイムM1。 その屋上に和瓦風金属屋根葺き材を緩勾配の方形に組んだ置き屋根が載せられている。
防水や断熱性向上を目的に同モデルに後補で置き屋根を付加した例はよく見かけるが、その多くは鋼製折板によるフラット屋根。 瓦屋根風のものは初めてお目にかかった。
新築時のラディカルな外観を保持しつつ、長く住み続ける中で変容してきた住まいに対する嗜好を反映させた修繕・改良もそこに織り重ねる。 家に対する愛着の一つの在りようなのかもしれぬ。
2015.03.12:
今朝方、仕事で現場打合せに向かう途上の風景。
河津桜と菜の花の競演が見事だったので、思わずデジカメを向けた。 でも、止せば良いのに手持ちのデジカメに付いている「トイカメラ風」という撮影モードで撮ったため、何やら不気味な色合いに。 否、これはこれで味わいがあるか・・・。
ともあれ、一足早い春を暫し堪能する。

  
2015.03.05:
瑠璃光院白蓮華堂
最近の建築系の雑誌で何となく見知っていたけれど、その所在地までは気に留めていなかった。 で、JR新宿駅南口近傍の交差点に面してデカデカと掲げられた広告看板にてその場所を偶然知り、暫し寄り道。
造形の妙もさる事ながら、施工精度の高さに感心する。

  
設計:
竹山聖/
設計組織アモルフ

施工:
竹中工務店

竣工:
2014年6月

所在地:
東京都渋谷区
代々木2丁目4-3
2015.02.28:
東京湾に面し、古来より港町として栄えてきた歴史を持つ中核都市の駅前商店街に建つ居酒屋。
道路側外壁の二階部分に、濃淡の異なる同系色タイルを張り分けて江戸小紋の一つ「青海波」と思しきパターンが表現されている。 江戸の小粋が、港町という地理的条件に寄り添いつつ、用いる材料や施工方法を変え、そして情緒を変容させながら現代に生き続ける。

  
2015.02.15:
毎年この時期に開催される土曜夜間講座「火鉢を囲んで建築の歴史」を聴講するため昭和の暮らし博物館に行く。
今回聴いた講座は「炭鉱住宅の変容」。 建築を時間の推移と共に捉える視点、あるいは炭住街の現況からコンパクトシティの在り方についての考察へと繋げる話の組み立て方がとても興味深く、且つ参考になった。
久々に懇親会にも参加。 館長手ずからの料理に舌鼓を打ちつつ、夜遅くまで建築談義のひと時を愉しんだ。
2015.02.12:
正面のみならず、側面にもビッシリと商品が陳列された街中のタバコ屋。 埋め尽くされた商品の狭隙に必要最小限の開口が穿たれ、辛うじて売買の用途に供するカウンターとしての機能を確保している。
個々に異なる多様なデザインを纏うタバコのパッケージは、その配列の組み換えや新商品の挿入によって自在且つ容易に店先の表情を変容し得る。 それが恣意か作為かの如何を問わず、都度異なる彩りを街並みに添えているのかもしれぬ。
2015.01.31:
渡邊洋治が新潟県上越市にて手掛けた「雪国の農家(岩片邸)」が昨年取り壊されてしまったことを最近知った。 で、不安になって上野に出向く。
良かった。 こちらはまだ建っている。
三和ビル。 氏が設計し、「雪国の農家」と同じ年に竣工した賃貸事務所ビルだ。 要塞を思わせる強固な意匠を伴って建ちあがる閉鎖的な立面。 それは、交通量の多い幹線道路や首都高速の高架(建物の竣工時には未開通)に面する敷地条件にあって、苛烈な外部環境から内部空間を護ろうとする意思の過剰な顕れか。

  
設計:
渡邊洋治/
渡邊建築事務所

施工:
木田建業

竣工:
1967年

所在地:
東京都台東区
東上野4丁目26-7
2015.01.21:
昨日、雑記帳にて石井和紘についてホンの少しだけ触れたけれども、本日訃報が流れて驚いた。
画像は、氏の近作と位置付けて良いのであろう八丁堀中條不燃木ビル。 間口の狭い敷地に建つペンシルビルながら全面に不燃木材を纏わせ、さりげなく周囲との差異化を図っている。 六年前に撮った写真だけれども、経年によって今現在は木部のテクスチュアに変容が生じているのだろうか。
追悼の意を込めて、この作品を含め都内に現存する氏の作品を改めて巡ってみようかと思う。
設計:
石井和紘/
石井和紘建築研究所

竣工:
2006年

所在地:
東京都中央区
八丁堀4-5-12
2015.01.17:
深田電機本社社屋。
木調の表面処理を施した規格サイズのアルミ型材を離隔を調整しながら竪使いに配列することで樹々の連なりを表現した表層デザインを纏った建物。 交通量の多い交差点の角に面し、更に斜め向かいに建つ神明社という神社に対峙してそのファサードが立ち上がる。
本社機構の建物として、走行中の車からの一瞬の視線においても強烈な印象を与え得るサイン性を有すること。 そして現代建築という立ち位置で神社が擁する鎮守の杜との連関性を確保すること。
この二つの与件の両立を目論んだのであろう意匠は、それが単に上辺のみの看板建築的且つ直截的な形態処理でしかなくても実に興味深い。 境内からこの建物を眺めつつ、「もしも立地を鑑みぬ凡庸な建物がそこに建っていたら・・・」と思うと、その企図を容易に了解可能だ。

  
設計:
高松伸/
高松伸建築設計事務所

竣工:
2014年3月

所在地:
愛知県名古屋市
東区赤塚町28
2015.01.04:
年末年始はいつもの通り北海道の実家へ。 そして、何かをするという訳でもなくのんびりと過ごしたのもいつもの通り。
今年の年賀状に使用した写真の別テイクをこちらに載せておきましょうか。 晴れ渡った冬の朝、実家近傍にて雪原に伸びる一本のナナカマドの影を撮ったもの。
これとは別にもう一枚、夕刻に別のナナカマドの樹の隣でモデュロールらしきポーズをとる私の影を捉えた画像も小さく載せましたがお気づき頂けましたでしょうか。 本当は実際の身長と影の長さが黄金比となる様な太陽高度を狙って撮るべきだったのかもしれませんけれどもね。 そこまではナカナカ・・・。 しかも防寒着を着込んで着ぶくれしているので、全然モデュロールっぽくない・・・というか、単にぎこちなく片腕(しかも逆の)を上に挙げているだけ。 ということで何やら訳の分からぬ写真なので、紙面には小さく小さく載せるに留めた。
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