日本の佇まい
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徘徊と日常
2014.04−2014.06
2014.06.23:
写真は、スクラップして保管している1991年3月4日付の読売新聞のコラム「建築季評」。 執筆者は、故鈴木博之。 竣工直前の都庁舎について書いている。
そのサブタイトルは、「かくまで不人気な理由とは?」。 確かに当時、この建物に対しては苛烈な批判が吹き荒れていた。 そんな世相を冷静に分析し、批評している。
さて、当建物の今現在の評価はどうだろう。 色々な問題を内在しつつも、当時の様な批判はすっかり鳴りを潜め、むしろ東京都を象徴する建物としての立ち位置を不動のものとしている。
最近、新国立競技場の建築計画が批判の嵐に晒されている。 一人の建築家の発言に端を発し、我も我もと追従者が涌いて途切れる気配が無い。 その多くは、流れに便乗した言説に終始している感が無きにしも非ず。
既に時間も無い中、果たしてそれらは状況を変えるだけの力を持ち得るのか。 それとも、都庁の時の様に無為に終息するだろうか。

2014.06.19:
街角のたばこ屋さん。
交差点に面した角地に立地する、文字通り、まち“角”のたばこ屋さんだ。
角地という立地特性を活かし、二面にショーウィンドウが設けられている。 両方同時にお客さんが来たら、応対が大変でしょうね。
否、きっと恐らく多くの愛煙家の方は左手の自販機で購入されるのでしょうけれども。
2014.06.14:
廃止された幌内線三笠駅(旧幌内太駅)の旧駅舎から北に伸びる道路を進み、幾春別川に架かる橋を渡ると見えてくる光景。 微妙な角度を伴いつつ左右に道路が分岐する。
右手の道路は、まるでクープ型のシャンパングラスの如き微妙なカーブを描きながらその先へと抜ける。 左手も、途中まではほぼ対称形に同様の状況。 三笠駅から続く中央の道路は、この先で半円形の公園にぶつかり再び馬蹄形に分岐する。 そしてこれら三本の道路の間を、湾曲した道路が幾重も横切る。
碁盤目状の単調な構成の街路が多い北海道にあって、三笠市中心部のそれはかなり異例。 石炭鉱業の興隆を背景にした新進の気概が、戦後間もない頃に策定された都市計画の中に顕れ、そして今も遺る。

2014.05.31:
1978年にミサワホームが発表した超高額稀少モデルの実在情報を得て、その外観を堪能すべく新幹線に乗車し遠方にある所在地へ。
最寄駅から現地に向かう途上、この集合住宅が目に留まった。 その外観から、イタリアのファシズム建築「労働文明宮」を想起したのはあまりにも飛躍し過ぎか。 しかし、上端の両入隅にRを付けた開口が等間隔に穿たれたバルコニー側ファサードが織り成す陰影の連なりや、整形な矩形の全体像が何となくそれに見立てられぬ訳でも無かろう。
居住地から遠く離れた場所に立地する建物を観に行くという行為は、それ自体の実見のみが目的として限定されるものではない。 その途上で、見知らぬ街の何気ない風景を相手に好き勝手に妄想を肥大させて愛でてみる機会を得られるところにも、価値や楽しさを見い出せる。

2014.05.18:
5mmドット方眼メモ帳スケッチシリーズ。
洋風の要素が取り入れられた町屋。 二階の連窓と一階欄間部分の桟の構成にさりげなく関連性を持たせているところが心憎い。

2014.05.09:
新規入居者のあても無く、空き家として放置された長屋が散見される旧炭鉱街。 やや寂寞とした感のあるその街の中に通る一本の道路沿いには、かつてそこが活気に満ちた商店街であったのだろうと思われる痕跡が辛うじて確認される。
今は更地ばかりが目立ち、歯抜けに仕舞屋が並ぶその界隈の外れに立地するこの建物。 コーナー部分はかつてはたばこ屋さんだったのかもしれぬ。
2014.04.28:
まだ春浅き雪消のあとの北国の野に、アイアンアートへと生まれ変わって忽然と姿を現した階段手摺。 雪に埋もれている間に積雪が笠木に及ぼす偏圧荷重によって創り上げられたのであろうその作為無き造形は、表面の発錆と相まってなかなかに味わい深い・・・と言いたいところだけれども、これでは本来の機能は果たしませんね。

2014.04.18:
喫煙の習慣が無いので今まであまり気にも留めていなかった。 けれども、いざ探してみるとなかなか見かけぬ風景となって来ている様な気がする。
西岸良平の「三丁目の夕日」などに出てきそうな典型的な街角のたばこ屋さん。
2014.04.05:

名古屋テレビ塔。
銀色のみの清楚なカラーリング。
これに比べると、規模や用途やロケーション、そして設計者や建築年等、共通項が多いさっぽろテレビ塔の方は、色を多種使い過ぎで都市景観に貢献しているとは言い難い。
昨年実施された全面塗り替えの際には白一色とする案もあったが、それが実現したらこの名古屋のテレビ塔の様なイメージになったのであろうか。 個人的には、こちらの方が好ましいと思う。
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