日本の佇まい
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徘徊と日常
2022.05−2022.08
2022.08.27
階段に纏わる小さな備忘録
飲食店が入る三階建ての狭隘な雑居ビル。 唯一の昇降設備である階段を螺旋としたのは、上層階へと人を誘うための小さな仕掛けか。 間口の狭い接道側立面にその階段を収めた円筒形のボリュームを配すことで、周囲に雑多に建ち並ぶ同じ用途の建物との意匠的な異化も図られている。
気怠い昼下がりの時間帯にあって、ガラスブロックを嵌め込んだポツ窓から差し込む外光がそこに静かな佇まいを醸し出す。 一方夕刻になると、その小窓から猥雑な外部に向かって屋内の光が滲みだし、俄かに自己主張が始まるのであろう。
ありふれた歓楽街の中に小ぢんまりと企てられた小粋な佇まい。
2022.08.19
車窓から
渋滞のため低速走行中のバスの車窓から。 隣のレーンの車間を縫って有明ジャンクションから港区方面を眺める。
2022.08.11
涼の室礼
簀戸、広縁、深い軒。
日本の夏の佇まい。
2022.08.04
鉄橋
「橋の日」とのことなので。
2022.07.30
懸垂型モノレール
都市近郊に広がるありふれた住宅街の風景の中を、大掛かりな線形インフラストラクチャーが唐突に貫く。
2022.07.24
混ぜ張り
集合住宅の妻壁一面に張られた二丁掛けタイル。 少なくとも五種の色が混ぜ張りされているが、一番明るい色のタイルは当初からのものか、それとも後の修繕工事の際に剥離剥落の恐れがある箇所を張り替えたものなのか。 どちらにせよ、壁面に独特の表情を生み出している。
2022.07.15
湿度
降りそぼる雨の中、傘を差してあても無く彷徨することが結構好きだ。
2022.07.05
メーカー住宅施工事例
林友が1970年代初頭より展開する「カナデアンシーダーハウス」で建てられたと思しき飲食店「カナデアンステーキハウス」でステーキランチを食しつつ、当該モデルの特徴である尖塔アーチが連なる木造架構を堪能する。
2022.07.02
通りすがりの風景
路線バスの到着を待っていた際に撮った道路境界沿いの民家の佇まい。
左手車庫出入口上部のシャッターケース脇に見えるのはバス停の表示板。 柱に固定した持出し金物に支持されている。 では時刻表はというと、引違い窓の左手に張ってある二枚の紙がそれ。 手前の郵便ポストが設置されているのも敷地内。
建物や私有地の一部を公共の用に提供する所有者の広い心。 であるならば右手の花壇も、バス待ちや郵便の投函に訪れた人々に和んでもらおうという気配りか。
日常風景の中にさり気ない優しさが溢れている。
2022.06.25
早朝散歩
午前7時少し前の有楽町駅から新橋駅にかけてのガード下。
夜間の活気に満ちた時間帯の雰囲気も良いけれど、営業を終えて人が去り、ひっそりと静まり返った早朝にこういった場所をそぞろ歩きするのもなかなか楽しい。
2022.06.17
変容過程
上へ上へと積み重なり多方向へと伸びて行くペデストリアンデッキ。 その背後で、再開発に伴う解体で徐々に高さを減じてゆく超高層ビル。
2022.06.10
都市緑化の手法
敷地目一杯に建てられたオフィスビルの間に通されていた味気ない小路が、いつの間にか植栽を伴う心地良さそうな路地空間に改められていた。 大規模な再開発や建て替えだけではない。 エリア一帯の魅力付けや価値向上に係る取り組みとして、この様な既存インフラの小さな改修も十分効果が期待出来そうだ。
2022.06.03
都市の更新
JR有楽町駅と新橋駅間を繋ぐ内山下町橋高架下に設けられた線形の空間。
左はかつて「西銀座JRセンター」と呼ばれていた頃の画像。 右は商業施設として改修され「日比谷OKUROJI」と名前も改められたあとの状況。
既設鉄道高架の構造体を活かしたお洒落で洗練された場所に変わったけれども、人通りが疎らで"抜け道"的だった頃の殺風景な雰囲気も嫌いでは無かった。
2022.05.28
メーカー住宅施工事例
ミサワホーム・ドメインの小屋裏二階建てタイプ。 大振りな小屋裏窓が、この事例が立地するエリアにかつて広く分布した突上げ形式の櫓造り養蚕民家の初期形態を連想させなくもない。 しかし実際にはその様な地域性に寄り添う伝統的意匠の継承が意図された訳ではない。 規格化された全国一律の商品化住宅。
妻側と北面双方に玄関扉が設けられている。 妻側が当該モデルの特徴である在宅勤務用のフリースペースの出入口。 接道する北側が住居用。 撮影時、中古住宅として売り出されていた当該事例は、以前はフリースペースを自営の会計事務所として活用していた様だ。
2022.05.23
森林浴
フットンチッドやマイナスイオンを大量に浴びてきた。
2022.05.16
スクラップ帳のナカミ
1982年頃に札幌市内で開催された数社合同の建売住宅販売会の新聞折込チラシに載せられた現地写真の切り抜き。 そこにはミサワホームSIII型が大きく写し込まれている。
本州以南の同モデル(右写真)も良いけれど、それとは全く異なる意匠の北海道限定モデルも良い。 如何にも北の大地の風情に合う、そんな佇まい。
同じ平面プランでありながら、その内観とは切り離して異なる外観を構えること。 それを商品化住宅の悪弊と見るか、それとも地域性を踏まえた調整の妙と捉えるかは、出来栄えにも拠ろう。
2022.05.09
北の国から
連休中は北海道で過ごす。
この時期の北の風情を堪能するのは、三年ぶり。
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