日本の佇まい
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徘徊と日常
2024.01−2024.04
2024.04.27
メーカー住宅施工事例
ミサワホームのホームコア。
1969年に発売された当初は16坪タイプの一種類のみであったが、以降バリエーションが追加。 この事例は、その最小となる12坪タイプ。
敷地条件から軒の出が通常より浅い。 それだけのことで随分外観の雰囲気が変わるものだ。
2024.04.20
歓楽街の意匠
昼下がり。消費の狭間の静寂。
歓楽街に立地する商業ビルとして凝らされた外表の意匠が、往来の少ない通りに向かって密かに自身を主張する。 数時間後、夕刻の訪れとともに、それらは再び闇に煌めく灯りの背後に沈んでいく。
2024.04.13
階段に纏わる小さな備忘録
津山文化センターの屋内階段。
吹抜けに交錯する力強い梁の間を貫く圧倒的な造形。
2024.04.05
聖地巡礼
1月から3月まで放映されていたTVアニメ「僕の心のヤバイやつ」のヒロイン山田杏奈の家のモデルと思しきツインタワーマンション。 竣工時に内覧の機会を得ていたため、映像に登場した際にすぐにコレだと気づいた。 ということで、新幹線の車窓から一枚。
2024.03.29
季節の変わり目
冬が終わる気配が感じられるようになってくると、
冬に向かう季節の大気や光の加減が懐かしくなる。
2024.03.21
階段に纏わる小さな備忘録
所在地:
北海道札幌市
中央区北3条西3丁目

竣工:
1975年

設計:
黒川紀章
旧札幌大同生命ビル。
中心に光の塔を据えた螺旋階段を収めた円筒形のボリュームを交差点に向けて配置。 中間階に設けた空中庭園へと人を誘うべく仕掛けられた設計意図に則り至るその場所は、中空に持ち上げられた屋内外どちらとも定まらぬ不思議な場所。
建替え後も、屋内化された同様の空間が中間階に継承された。
2024.03.17
ハウジングトリビューン
vol.679

同号収録の松村秀一御大の講演会の記録から一部引用。
“「箱の産業」としての住宅産業は完熟し、これ以上同じ方向に進んでもあとは腐るだけというところまで行き着きました。 それが35年前です。”
確かに、私の関心の対象も1980年代半ばまで。 昨今の状況には疎いのだけれども、果たして腐ってしまったのだろうか。

画像はイメージです。 本文とは関係ありません。
2024.03.09
建築系フリーペーパー
「銀座たてもの新聞」なる情報紙が目に留まり、手に取る。
その名の通り、建築に特化したフリーペーパー。 昨年二回発行されたとのこと。 続刊を期待したい。
2024.03.01
メーカー住宅施工事例
ミサワホームドメイン。
高齢社会の到来を見据え、定年後の在宅起業や賃料収入の確保等を目的に80年代に提案された企画住宅。 二、三階に配された戸建て住宅としての諸室とは別に、一階に広く「フリースペース」を設けた間取りが特徴。
この事例では一階のそのスペースを二つに区画し、それぞれに業種の異なる店舗が入居。 南面に突き出す切妻庇の直下に、個々の出入口を設けている。
スペースが有効に活用されている状況には関心が向くものの、外観意匠自体には個人的にはあまり興味を持てないモデル。
2024.02.23
遊戯施設の梱包
冬期閉園のため、ゴンドラが"梱包"された観覧車。
眼前に広がる冬の日本海と対峙しながら、静かに春の訪れを待つ。
2024.02.16
築地市場跡地
都心に茫漠と広がる更地。
かつての風景など、既に忘却の彼方。
そして今の空疎も、一時的な状況でしかない。
2024.02.10
坂本龍一トリビュート展
東京オペラシティ内のNTTインターコミュニケーション・センターにて開催中の掲題の企画展を観に行く。
ピアノで「Perspective」を穏やかに弾く教授の晩年の姿を捉えた映像作品に心が震えた。
2024.02.03
屋根の意匠
北海道の住宅において昭和半ばに興隆した変形屋根。 個々に凝らされた形状は、新築時に造形されたものもあれば、増改築によって造り出されたものもある。 画像は双方に該当する事例と思われるが、その生成プロセスに興味が沸く。
2024.01.26
書棚のナカミ
1970年代後半のヤマハ製エレクトーンのカタログ。 その外装が木調なのは、オルガンとしての系譜の踏襲か。 それとも当時多くの家電製品に採用されていた家具調デザインの影響か。 かつて自宅の居間にも、木質感たっぷりの同社のエレクトーンが鎮座していた。
同時期のカワイの電子オルガンも木調仕上げ。 但し、木目の風合いがヤマハ製に比して派手であった印象が記憶に残っている。
2024.01.18
階段に纏わる小さな備忘録
齋藤裕がその著「STRONG」の中で、自作「るるるる阿房」に村野藤吾を案内した際、御大はそこに施された家具や建具枠等を目を閉じて触れられていたと記している。
建築における触感の意識。 長岡市にかつて在った柳原分庁舎(旧長岡市役所庁舎)の階段手摺に用いられた木製笠木の形態処理にも、触感への拘りが見て取れる。 ささら天端のテラゾーや、段床に挟まれた吹抜けに面し密に配された丸鋼による格子との対比も視覚に心地よい。
旧所在地:
新潟県長岡市
柳原町2-1

竣工:
1955年9月

設計:
石本建築事務所
2024.01.12
北の国から
久々に鰊番屋を観に小樽の祝津へ。
オーバーツーリズムの喧騒も、市街地からやや離れたこのエリアまでは及ばぬ。 眼前に広がる日本海の波濤を聴きながら、散在する番屋と静かにゆっくり対峙する。 しかしそんな私も、結局のところただの観光客であることに変わりは無い。
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