日本の佇まい
国内の様々な建築について徒然に記したサイトです |
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北の古民家
二条市場 |
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所在地: 札幌市中央区 南3条東1〜2丁目 |
写真1:俯瞰画像 |
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※1:
勿論、歴史を経た建物の中にもに施工事例はある。 しかし、景観を特徴付ける要素となり得る程の群景は、限られる。
※2:
切妻とか寄棟といった一般的な形式に拠らぬ複雑な屋根形状を用いるケースが昭和40年代以降暫くの期間の住宅事例において集中した。 その多くは、敷地条件や建物形状等の個別の条件に対する円滑な屋根面の雪処理への配慮に起因して形作られたもの。 規格化された三角屋根住宅がもたらす画一性への反動という説もある。 例えば、招き屋根と腰折れ屋根を組み合わせたもの等、個性的な屋根の表情が作り出された。 しかし、複雑な屋根形状ゆえに防水面での弱点や「すが漏れ」等の問題を孕み、最近の建築事例では殆ど見かけることは無い。 |
少なくとも昭和終盤頃までの北海道の風景において、トタン屋根は主要な位置づけとして捉えられるアイテムであったという印象を持っている。
家々の屋根は、その新旧を問わず大半が亜鉛メッキ鋼板葺きで仕上げられており、葺き方も長尺鉄板を用いた瓦棒仕様が多く見受けられた。
その経緯や事情については調べていないが、幾つか考えることは出来る。
写真1は、札幌の街並みの一画を俯瞰したのもの。
この写真を撮ったのは1990年代初めの頃。 |
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2012.09.08/記 |