日本の佇まい
国内の様々な建築について徒然に記したサイトです |
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ニシン漁家建築
笹森家番屋 |
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所在地:
北海道寿都郡 寿都町歌棄町美谷 建築年: 1907年頃 |
写真1:外観 |
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写真2:立面詳細 右手がガラスを嵌め込んだ荒間格子の竪蔀。 その左側に、竪繁格子を配した出窓が並ぶ。 |
小振りにも関わらず堂々とした佇まいの番屋だ。
正面やや右手に付く出入り口の開口高さが身を屈むほどに抑えられているのは、海から直接吹き付ける風を除けるための対応であろう。
更に内側に半間幅の奥行きの風除室を介してもう一枚出入り口建具が付く。
この玄関の向かって右手が傭漁夫の、そして左手が網元のスペースに割り当てられている。
この番屋の特徴は勿論この竪蔀のみに留まらぬ。 |
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参考文献:
建造物緊急保存調査報告書第13集<北海道教育委員会> 2016.06.11/記 |