日本の佇まい
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北の古民家
札幌の二軒長屋.2 |
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所在地: 札幌市北区 |
写真1:外観 |
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眠そうな風貌の家。
急勾配の屋根は、降雪期の自然落雪を考慮してのものであろう。
玄関先に直接雪が落ちるのは如何なものかとは思うが、そのためか、左側の住戸の玄関先には小庇が追補されている。
あるいは右側住戸の玄関にもかつては庇があったのだろうか。
ともあれ、そんな急勾配の屋根により、建物のファサードの大半が屋根面という印象を生み出している。
ファサードの大部分を覆う屋根が閉鎖性を醸し出し、三連の窓が、面倒そうに重い瞼を少しだけ見開き周囲を一瞥している様な風貌を与える。 |
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■INDEXに戻る | 2010.05.29/記 |