日本の佇まい
国内の様々な建築について徒然に記したサイトです |
|||||
■
|
INDEXに戻る |
町並み紀行
観能 |
|||
場所:
群馬県甘楽郡 南牧村大字羽沢 |
写真1 |
|||||
|
|
|||||
※1:
別ページに記載の長野県佐久市広河原の家々も同様の形式に拠っている。 |
上信電鉄の下りの終着駅である下仁田駅から観能行きの路線バスに乗車。
道はひたすら山間い奥深くへと進む。
進路上に、点在する小さな集落を車窓から眺めつつ40分余。
終着の少し手前で、視界が一気に開ける。 待機所へと去って行くバスを見送り、帰路の出発時刻を停留所に掲げられた時刻表で確認。 何せ、その運行は日に数本。 訪ねたのは休日のため、その数はさらに少ない。 逃してしまっては大変だ。 |
|||||
|
||||||
写真2:
右が南牧川。その川に対して平側を向けた緩勾配屋根の民家が斜面地に並ぶ。 |
写真3:
南牧川対岸からの眺め。 斜面に折り重なる民家群。 |
|||||
帰りの時刻を確認後、集落内をゆっくりと歩く。
並ぶ家々は、その多くがこの地方においてかつて発達した養蚕農家の形式を良く遺しており、整った景観を形成している。 この民家形式は、観能のみに留まらぬ。 この地を訪ねるまでの経路上、バスの車窓から眺めた各集落も同様。 そして、それ以外の近傍エリアに広く同様の形式と、その群体としての集落の風景を確認することができる※1。 |
||||||
|
|
|||||
■INDEXに戻る |
2008.10.18/記 2016.07.08/本文及び備考欄加筆 |