日本の佇まい
国内の様々な建築について徒然に記したサイトです |
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町並み紀行
広川原 |
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場所:
長野県佐久市田口 |
写真1: |
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群馬県の下仁田町と長野県の臼田町と結ぶ、群馬県道・長野県道93号下仁田臼田線。
峠道といった趣きのその県道沿いには、規模の小さな集落が点在する。
県道から脇道に入って少々歩を進めると、県道に沿って流れる馬坂川に面した傾斜地に寄り添うように、集落が形成されている。
その世帯数、僅か数戸。
しかも、多くは廃屋の状況を呈している。 |
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写真2:
集落を、馬坂川より望む。傾斜地に集落が形成されていることが判る。 |
写真3:
集落内の民家。この地の養蚕民家の形式が良く現れている。 |
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集落の奥には禅昌寺という寺があり、立派な山門が屹立する。
由緒は調べるに及んでいないが、その構えからは過去におけるこの集落の興隆を偲ばせもする。 似たような規模及び状況におかれる山間集落は、全国津々浦々に散在する。 かろうじて存続するそれらの佇まいの歴史と今後。 そんなことに想いを馳せる機会となった。 |
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2011.06.11/記 |