日本の佇まい
国内の様々な建築について徒然に記したサイトです |
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間取り逍遥
戸建住宅.20:奥性を演出する仕掛け |
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物件データ 構造:木造 築年月: 1988年6月 敷地面積: 262.50平米 延床面積: 130.66平米 |
玄関と和室が壁一枚隔てて隣り合う。
にも関わらず、玄関から和室に至るためには、屋内に馬蹄状に延伸された動線を巡る必要がある。
そして辿り着いた和室は行き止まり。
それは、馬蹄状ゆえに生じる視線の180°の移動に伴い次々と立ち顕れる。
奥性の生成は一階のみの留まらぬ。
例えば二階のギャラリーについても、玄関を起点とした経路においてスパイラル状の動線が設定されている。
更にそこには吹き抜けや階段を介した鉛直成分が加わり、もう一つの奥性を創り出す。 |
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2022.08.06/記 |