日本の佇まい
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間取り逍遥
戸建住宅.11:折れ線上の分化 |
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物件データ 構造:木造3F 築年月: 2009年 敷地面積: 48.10平米 延床面積: 76.06平米
2階平面図 1階平面図 |
狭小地に建つ三階建てミニ戸建の諸室配置は、ほぼ定型化されている。 概ねこの構成のもと、あとは個別の条件に拠って調整が入る。 例えば、別途掲載している戸建て物件No.08もこの構成に則っている。
そして、ここに提示した事例も然り。
“旗”の部分に当たる敷地が狭小であるため、私道である“棹”部分の一部にまで一間幅で建物が浸蝕する形となった折れ曲りプラン。
一間幅部分は居室は成立しないため、非居室用途の配置にあてがわれる。
結果、折れ線に沿って居室と非居室が分化する間取りが誕生した。 |
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2014.06.21/記 |