日本の佇まい
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間取り逍遥
戸建住宅.07:階段中心軸型 |
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物件データ 構造:木造2F(2×4工法) 築年: 2010年6月 敷地面積: 104.07平米 延床面積: 105.65平米 |
中古ではなく新築の物件。
近年の傾向を反映して、個室が多い割りに和室が一室も無い。 二階に四室を確保しているのは、この規模では珍しい。 |
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一階平面図: |
二階平面図: |
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骨格としては、戸建物件No.02を髣髴とさせる。
一階は、いわゆるリビング階段の形式となる。
家族間のコミュニケーションを促進する目的で、家族の共用室である居間に階段を持ち込むというのが、このプラン形式の意義を説く際の外套句だ。
その効用の程は定かではない。
むしろ、リビング内における階段の配置の如何によっては、動線が錯綜する落ち着きの無い空間になってしまうリスクも考えねばなるまい。 とりたてて個性的という訳ではないが、好感が持てる間取りだ。 |
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2011.09.17/記 |